パリ・サンジェルマン(PSG)は5日、リーグ・アン第28節でアンジェと対戦し1-0で勝利した。この結果、2位モナコとの勝ち点差を「24」に広げたPSGが、4年連続13回目のリーグ・アン制覇を達成した。 前節終了時点で2位モナコとの勝ち点差を…

パリ・サンジェルマン(PSG)は5日、リーグ・アン第28節でアンジェと対戦し1-0で勝利した。この結果、2位モナコとの勝ち点差を「24」に広げたPSGが、4年連続13回目のリーグ・アン制覇を達成した。

前節終了時点で2位モナコとの勝ち点差を「21」まで広げており、カウントダウン体制に入っている首位PSG(勝ち点71)。リーグ優勝の懸かる中で迎えた一戦に向けてルイス・エンリケ監督は、前節のサンテチェンヌ戦からGKサフォノフやバルコラらに代えて守護神ドンナルンマやデジレ・ドゥエを先発起用するなど、数名のメンバー変更を行った。

リーグ戦5連敗中の14位アンジェ(勝ち点27)に対し、立ち上がりから試合を支配するPSGは31分、ザイール=エメリの右クロスからボックス中央でフリーのゴンサロ・ラモスに決定機が訪れたが、ヘディングシュートは枠を外した。

さらにPSGは35分にも、ヴィティーニャがバイタルエリア手前から狙いすましたミドルシュートでゴールを脅かしたが、このシュートはGKファフォナがわずかに触り、枠の上に外れた。

ゴールレスで前半を終えたPSGは、後半立ち上がりにピンチ。51分、ハニンがロングパスをDFの裏で受けたルポールがボックス内に侵入。胸トラップから右足でゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定となる。

失点を凌いだPSGは55分、リュカのロングパスで左サイドを駆け上がったクワラツヘリアのクロスをファーサイドのドゥエが右足ボレーでゴールに流し込んだ。

待望の先制点を奪ったPSGは、60分にもドゥエの左クロスのこぼれ球をボックス右で拾ったファビアン・ルイスが胸トラップから左足のハーフボレーでゴールに迫ったが、このシュートはGKファフォナがセーブ。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、PSGは80分にチャンス。相手CKのこぼれ球からロングカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がったバルコラのラストパスを受けたハキミがボックス左からゴールを狙ったが、これもGKファフォナが好セーブ。

さらに試合終了間際にもクワラツヘリアに決定機が訪れたPSGだが、これも相手GKに阻まれ、試合は1-0のままタイムアップ。この結果、リーグ8連勝を飾ったPSGがリーグ・アン4連覇を達成。週明けのアストン・ビラ戦へ大きな弾みを付けた。

パリ・サンジェルマン 1-0 アンジェ

【PSG】

デジレ・ドゥエ(後10)