誤った情報により存命の人物に対して黙祷を行ってしまったクラブが、本人を特別ゲストとして迎えた。 問題が起こったのはブルガリア1部、ファースト・プロフェッショナル・フットボールリーグのアルダ・クルジャリvsレフスキ・ソフィアの一戦。3月16日…
誤った情報により存命の人物に対して黙祷を行ってしまったクラブが、本人を特別ゲストとして迎えた。
問題が起こったのはブルガリア1部、ファースト・プロフェッショナル・フットボールリーグのアルダ・クルジャリvsレフスキ・ソフィアの一戦。3月16日に行われた試合の前だった。
アルダ・カルジャリは、キックオフ前に元所属選手でもあるペトコ・ガンチェフ氏に対して1分間も黙祷を捧げた。両チームの選手たちはセンターサークル付近に並び、哀悼の意を評したが、まさかの存命だったことが発覚。アルダ・カルジャリは試合終了の前にクラブのFacebookページを更新。誤った情報を受け取っていたと謝罪していた。
問題発生からおよそ2週間が経過した中、2日に行われたチェルノ・モレとの試合にガンチェフ氏を特別ゲストとして迎えることに。「レジェンド」と評し、背番号「9」の名前が入ったユニフォームをプレゼントしていた。
アルダ・クルジャリは、「試合前、ペトコ・ガンチェフ氏はスポーツ・ディレクターのイヴァイロ・ペトコフ氏と面会し、記念ユニフォームを受け取った。ガンチェフ氏は他のアルダのベテラン選手らとともに試合を観戦した」と声明を発表。「改めてペトコ・ガンチェフ氏に謝罪します」と、今回の件を改めて謝罪した。
【写真】誤って黙祷を捧げられてしまったペトコ・ガンチェフ氏
Two weeks after the club mistakenly held a moment of silence commemorating his death, Pekto Ganchev is back to watch Bulgarian side Arda Kardzhali pic.twitter.com/mdHGsd8UKl
— COPA90 (@Copa90) April 2, 2025