元パドレスの選手が佐々木朗希が不正投球をしたとほのめかした(C)Getty Images ドジャースの佐々木朗希に対して…

元パドレスの選手が佐々木朗希が不正投球をしたとほのめかした(C)Getty Images

 ドジャースの佐々木朗希に対して、元パドレスの選手でメジャー13年間で通算198本塁打を放ったエリック・ホズマー氏が“不正投球”だと言いがかりをつけた。

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 同氏は自身のXで佐々木の米本土デビュー戦で2回途中で降板する動画を添え、「手は明らかにベタベタしている!ロウキはこのMLB球を正しく握るために、舌をブレンドするのに苦労しているようだ。誰か抱きしめてやってくれ!」と投稿した。

 これを受け、米誌『Sports Illustrated』は「ホズマー氏はインターネット上で、この23歳の天才選手が交代させられたことについてコメントし、ボールをしっかり握るために禁止薬物を手に塗っていたとほのめかした」と伝えている。

 同誌は「新しいチームで名を上げ、史上最高の選手になることを目指す若い選手にとって、ササキが試合で不正行為をしようとしたとは考えにくい」とし、もしそうであれば「ササキの手、帽子、グローブをチェックした審判によって不正行為が見破られたはずだ」と、佐々木が不正投球をするはずがないと主張した。

 ホズマー氏がなぜそんな言いがかりをつけたのか。佐々木はメジャー3度目の登板となる現地時間4月5日(同6日)の敵地フィリーズ戦で好投し、一蹴したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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