【ブンデスリーガ】フライブルク 1-2 ウニオン・ベルリン(日本時間3月30日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)【映像】堂安律の「20m絶品キラーパス」 フライブルクのMF堂安律が、先制点の起点となるスルーパスを通した。守備を引き裂く完…
【ブンデスリーガ】フライブルク 1-2 ウニオン・ベルリン(日本時間3月30日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
フライブルクのMF堂安律が、先制点の起点となるスルーパスを通した。守備を引き裂く完璧なキラーパスにファンたちが歓喜している。
代表ウィークの2試合(3月20日のバーレーン戦、25日のサウジアラビア戦)で日本代表のワールドカップ出場権獲得に貢献した堂安は、ドイツに戻って間もないながら30日のウニオン・ベルリン戦で右ウイングとして先発出場。フライブルクはハイプレスとミドルプレスを併用したアウェーチームを相手になかなか突破口が見出せない状況だったが、ゴールレスで迎えた29分、日本代表レフティーの美しいスルーパスから堅守をこじ開ける。
バックラインからパスを繋いでビルドアップするフライブルクは、ライン間に落ちてきたFWミヒャエル・グレゴリッチュが右サイドの堂安に展開。すると堂安は、前線に走り込むFWヴィンチェンツォ・グリフォの動きに合わせて、狙い澄ましたスルーパスを通す。
約20m強のグラウンダーパスは、走り込んだグリフォに完璧に通る。元イタリア代表FWは右足ダイレクトでクロスを折り返すと、ゴール前でフリーとなっていたFWルーカス・ヘーラーがプッシュ。見事にゴールネットが揺れて先制点となった。
ABEMAで解説を務めた元日本代表MFの稲本潤一氏は、堂安がパスを出した瞬間に「うん、うまい」と唸る。さらにゴールが決まると「素晴らしい。堂安選手のスルーパスが起点になりましたね。一連の流れが綺麗でした」と完璧な崩しを称賛した。
また、ファンたちもABEMAのコメント欄やSNSで反応。「堂安起点だ」「堂安のスルーパスからやな」「堂安がスイッチ入れたなー」「ナイス堂安」「良い崩しだわ」「あの距離をピタッと通すのマジですごいよな」「グリフォの動きに合わせた完璧なスルーパス」「鳥肌もんのスルーパスだったな」など、堂安のパスに酔いしれていた。
先制したフライブルクだったが、直後に失点して試合は振り出しに。さらに後半開始早々にも失点し、最後まで猛攻を仕掛けたがそのままタイムアップとなった。ブンデスリーガでは8試合ぶりの敗戦となり、堂安も試合後にABEMA独占インタビューで「2-1になった後のクオリティーが欠けていた。前半からちょっとギアが上がらないゆっくりした展開になってしまった」と悔しさを滲ませた。
(ABEMA/ブンデスリーガ)