阪神の森下翔太外野手(24)が27日、積極スイングで森下攻略を誓った。広島のエースと対する開幕戦を前に「自分の中でも今シーズン最初のゲーム。なるべく早いカウントから仕掛けたいですね」と気合十分。新4番が初戦からバットでチームを勝利に導く覚…

 阪神の森下翔太外野手(24)が27日、積極スイングで森下攻略を誓った。広島のエースと対する開幕戦を前に「自分の中でも今シーズン最初のゲーム。なるべく早いカウントから仕掛けたいですね」と気合十分。新4番が初戦からバットでチームを勝利に導く覚悟だ。

 開幕を翌日に控えた中でも終始、リラックスした表情で体を動かした。室内での打撃練習で鋭い打球を連発。屋外ノックでは断続的に雨が降る中、照明が点灯した状態でボールの見え方を確認した。準備は万端。「問題ない。大丈夫」とうなずく。

 「心境は特に変わりなくここまできています。自然に気持ちは高ぶったり、興奮状態になると思う。自分の中で意識はあまりせず、勝手になるものと思ってやりたい」

 対森下は昨季、11打数2安打と苦手にした。さらにオープン戦では直近のオリックス3連戦で11打数無安打など、打率・167と結果が出なかったが大舞台での勝負強さには定評がある。「あまり消極的になりすぎず積極的にいきたい」。個人では打率3割以上、首位打者のタイトルを目標にする1年。まずは“森下対決”を制して波に乗る。