武豊騎手がネブラディスク(牡3、栗東・福永祐一厩舎)で、毎日杯(3歳・GIII・芝1800m)の5年ぶり4勝目を狙う。 武豊騎手はこれまで毎日杯に18回騎乗。00年のシルヴァコクピット、13年のキズナ、20年のサトノインプレッサで、現役…
武豊騎手がネブラディスク(牡3、栗東・福永祐一厩舎)で、毎日杯(3歳・GIII・芝1800m)の5年ぶり4勝目を狙う。
武豊騎手はこれまで毎日杯に18回騎乗。00年のシルヴァコクピット、13年のキズナ、20年のサトノインプレッサで、現役最多の3勝を挙げている。
一方で苦い記憶もある。10年にはザタイキが直線で故障して落馬。左鎖骨遠位端骨折、腰椎横突起骨折、右前腕裂創の重傷を負い、約4カ月の長期休養を強いられたこともある。
今年のパートナーはネブラディスクだ。福永厩舎の所属で、半姉が名牝リスグラシューという血統馬。23年のセレクトセール1歳で金子真人ホールディングス(株)に1億6000万円(税抜)で落札された。
昨年11月に岩田望来騎手とのコンビでデビュー勝ち。続く前走の共同通信杯では武豊騎手が騎乗し、0秒6差の4着だった。やや物足りない走りではあったが、キャリア1戦での重賞挑戦、さらには初の左回りだったことを考慮すれば、決して悲観する内容ではなかった。今回はクラシックに向けて、改めて賞金加算を狙うレースとなる。
リスグラシューで重賞2勝を挙げている武豊騎手にとっては、姉弟でのタイトル獲得もかかる一戦。福永祐一厩舎の管理馬での重賞初制覇なるかも含めて、その走りに要注目したい。