横浜FMのDFトーマス・デンが27日、J1第7節の岡山戦(29日・JFEスタジアム)への出場に意欲を示した。 J1に初昇格した岡山との初対戦に向けて、横須賀市内で全体練習。公開された冒頭ではアップやボール回しなどが行われ、その後は非公開で…

 横浜FMのDFトーマス・デンが27日、J1第7節の岡山戦(29日・JFEスタジアム)への出場に意欲を示した。

 J1に初昇格した岡山との初対戦に向けて、横須賀市内で全体練習。公開された冒頭ではアップやボール回しなどが行われ、その後は非公開で調整した。

 今季、新潟から加入したDFデンは、1月下旬のキャンプ中に左足関節じん帯損傷で離脱し、ここまで公式戦の出場はなかったが、既に全体練習に合流しており、出番の時は近い。練習後に取材に応じたデンは「開幕前にケガをしてしまい、ここまで長かったですけど、ようやくという感じです。今こうして、自分の中での初戦を迎えられるのでうれしい」と心待ちにした。

 20年に浦和に加入し、新潟を経て、横浜FMが日本で3クラブ目となる。それだけに「日本に来て6シーズン目なので、培ってきた経験をもたらせられたら。色々なポジションを出来ることや経験を持ち込みたい」と先を見据えた。

 チームにとっても岡山戦から中2、3日の間隔でのリーグ7連戦を経て、サウジアラビアで集中開催されるACLE準々決勝アルナスル戦が待ち構える。過密日程が続くが「この1試合(岡山戦)のためではなく、この6、7週で、この連戦を戦うプランのもと戻ってきたのでフィジカル的には準備は出来ている。たくさんゲームがあるので、どの試合でも力になれるように頑張りたい」と強い決意をにじませた。