日本ハム新庄剛志監督(53)が27日、ベルーナドームで開幕前日会見に臨んだ。相手先発の西武今井について、指揮官はあえて予備動作があることを強調。「今井君のあの予備動作、2つぐらい癖があるので、塁に出たらバンバン走って、はい。ヒットが出なくて…

日本ハム新庄剛志監督(53)が27日、ベルーナドームで開幕前日会見に臨んだ。相手先発の西武今井について、指揮官はあえて予備動作があることを強調。「今井君のあの予備動作、2つぐらい癖があるので、塁に出たらバンバン走って、はい。ヒットが出なくても点数が取れる野球をしたい」。さらに打席では「私はスピードを生かしたスタメンを考えている。スピードがある選手は、打席で120センチぐらいに(小さく)なってストライクゾーンを狭くして塁に出て」と“縮こまり”からの“癖盗み”パターンでの攻略を、思い描いた。

相手は昨季最下位に終わったチームだが、西口監督始め新任の“ダブル参謀”を警戒。「西口監督が今年1年目なので、どういう野球をするか分からない。あとは(同学年の)鳥越コーチと仁志コーチはちょっと不気味。どういう野球をしていくのか楽しみ。で、夏ぐらいで大体わかって来ると思うんで、また対策をやっていきたいと思います」と話した。

最後に相手チームより自分のチームが絶対に上回っているところを問われ西武西口監督が「投手力です」と答えると、新庄監督は「顔です」と即答し、場を和ませていた。