選抜高校野球大会は第9日の26日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準々決勝があり、智弁和歌山が広島商を7―0で破…
選抜高校野球大会は第9日の26日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準々決勝があり、智弁和歌山が広島商を7―0で破り、準優勝した2018年大会以来、7年ぶりの4強入りを果たした。
智弁和歌山の中谷仁監督の試合後の主なコメントは次の通り。
智弁和歌山・中谷仁監督
攻撃のリズムを生む投球をバッテリーが作ってくれるので、畳みかけられるような攻撃ができるのだと思います。(要所でのバントは)打つチームじゃないので、練習してきました。試合の入りで集中力が高いので、そこは継続したいですね。
<二回に9番の黒川選手がスリーバントスクイズを決めるなど下位打線が活躍>
勝負しました。黒川は普段から夜遅くまで残って練習してくれる子なので、本当に決めてくれると信じてサインを出しました。カウントが進んでいく中で、いろいろと迷い、警戒されているだろうなというところも加味しながら……。
黒川と(7番の)大谷は、チームにどうやって貢献するかを考えて普段から練習しているのが見えます。チャンスを作って上位に回せているので、彼らの頑張りが得点につながっていると思います。
<渡辺投手も8回無失点>
勝たせるピッチングをするんだという思いが強いです。昨夏の敗戦から1日も切らすことなく、練習や私生活の中で取り組んできました。どこを切り取っても、信頼しかないというか。こんな高校生おるんかなって思うぐらい。
また壁にぶち当たることはあるかと思いますが、この大会に関しては前面的に出て、気持ちが入ったピッチングができているんじゃないかなと思います。