大谷の使用したボールをエンゼルスファンの内匠屋啓子さんがゲットした【MLB】エンゼルス ー ドジャース(日本時間26日・アナハイム) ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、古巣のファンへボールをプレゼントした。エンゼルスとのオ…
大谷の使用したボールをエンゼルスファンの内匠屋啓子さんがゲットした
【MLB】エンゼルス ー ドジャース(日本時間26日・アナハイム)
ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、古巣のファンへボールをプレゼントした。エンゼルスとのオープン戦前に2日連続でキャッチボール。終了後に使用していたボールを右翼最前列で見守っていた内匠屋啓子(たくみや・けいこ)さんへ贈った。
大谷が使用したボールを素手でキャッチした内匠屋さんは、生粋のエンゼルスファンだ。千葉県出身で、2010年にエンゼルスタジアム近郊に移住。通算703本塁打のレジェンド、アルバート・プホルスのファンで、夫の林裕之さんと共にエンゼルスタジアムへ年間5〜10試合通っている。「もう頭が真っ白です。嬉しすぎて。今までの運を全部使っちゃった気持ちです」と声を弾ませた。
大谷はメジャー1年目2018年からチェック。「騒がれる前からアリゾナのキャンプを見に行ったりしました。なかなか会える時もないので、ボールを取れたのは奇跡です」。2023年オフにドジャースへ移籍。ライバルチームへ移ったが、今もファンであることに変わりはない。「大谷選手は日本人として応援しています。(チームとしては)地元のエンゼルス優先ですけど、そもそも野球が好きなので。故障せずにプレーしてもらえれば」と今季の躍動を期待した。
昨季は「54本塁打&59盗塁」を達成し、悲願のワールドシリーズ制覇に輝いた。「ドジャースへ行った時から世界一になると思っていました。違うチームに行っても、やっぱり成功したのは嬉しいです。すごいと思います」と内匠屋さん。推しのエンゼルスと大谷を擁するドジャースがワールドシリーズで激突することを願っている。(小谷真弥 / Masaya Kotani)