3月25日(現地時間24日)。元NBAプレーヤーのマイク・ビビーが、サクラメント・ステイト大学の新ヘッドコーチ(HC)へ就任…

 3月25日(現地時間24日)。元NBAプレーヤーのマイク・ビビーが、サクラメント・ステイト大学の新ヘッドコーチ(HC)へ就任することに合意したと『ESPN』が報じた。

 46歳のビビーはアリゾナ州フェニックスにある母校シャドウ・マウンテン高校で2013年から2019年にかけて指揮を執ってきたものの、2019年2月に女性教師からの告発状を受けてアリゾナ州フェニックスの警察当局の捜査対象に。ビビー本人は弁護士を通じて否定も、この件を受けて地元の体育協会がビビーの監督資格を暫定的に無効にしていた。

 元NBA選手でコーチの経験もあるヘンリーを父に持つビビーは、アリゾナ大学1年次にNCAAトーナメント優勝を経験し、2年次を終えてNBAドラフトへアーリーエントリーすると、1998年のドラフト全体2位でバンクーバー(現メンフィス)・グリズリーズから指名されてNBA入り。

 キャリア14シーズンをグリズリーズ、サクラメント・キングス、アトランタ・ホークスなど計6チームで過ごしたポイントガードは、レギュラーシーズン通算1001試合で平均33.9分14.7得点3.1リバウンド5.5アシスト1.2スティールを記録。

 特に2001-02から2007-08途中までの約7シーズン所属したキングスでは、クリス・ウェバーやブラデ・ディバッツ、ペジャ・ストヤコビッチ、ダグ・クリスティ(現キングスHC代行)らと主力を務め、2002年プレーオフのウェスタン・カンファレンス・ファイナルでは3連覇を達成したロサンゼルス・レイカーズ相手に最終第7戦へもつれる激闘を演じ、幾度もクラッチショットを浴びせた。

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