ロサンゼルス・クリッパーズは、3月24日(現地時間23日、日付は以下同)に行われたオクラホマシティ・サンダー戦を101-10…

 ロサンゼルス・クリッパーズは、3月24日(現地時間23日、日付は以下同)に行われたオクラホマシティ・サンダー戦を101-103で落とし、連勝が5でストップした。

 この日はカワイ・レナードが25得点10リバウンド、ジェームズ・ハーデンが17得点5リバウンド8アシスト、イビツァ・ズバッツが15得点11リバウンド2ブロックを残した。

 連勝こそ止まったものの、クリッパーズは直近10戦で8勝2敗と白星先行。翌25日を終えてウェスタン・カンファレンス7位の40勝31敗で、6位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(41勝30敗)を1.0ゲーム差で追っている。

 そしてこの試合でハーデンはレギュラーシーズン通算2万7416得点に達したことで、モーゼス・マローン(元ヒューストン・ロケッツほか/2万7409得点)を抜き、NBA歴代11位まで順位を上げた。同10位にいるカーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか/2万8289得点)とは873得点差あるため、今シーズン中の突破は厳しいものの、来シーズンも現役を続けてケガなどで長期離脱でもなければ、トップ10入りも現実味を帯びてくる。

 今シーズンのクリッパーズは、27日のニューヨーク・ニックス戦を含めて残り11試合。3シーズン連続のプレーオフ進出を目指すチームにとって気がかりなのはハーデンのコンディションだろう。

 サンダー戦の第3クォーター序盤。ハーデンはルーゲンツ・ドートのヒザが股関節付近に当たり、コートに倒れた際に右足首も捻挫していた。その後ハーデンは途中退場せずにプレーを続けたとはいえ、動きに制限がかかっていた。

 今シーズンのハーデンは、68試合の出場で平均35.1分22.5得点5.8リバウンド8.7アシスト1.5スティールをマーク。プレータイムとアシストでチームトップ、得点とリバウンドで同2位のスタッツを残している。

 特にオールスターブレイク後は平均25.6得点9.0アシスト、3月は12試合で平均26.2得点9.5アシストと調子を上げていただけに、中2日間で迎えるニックス戦に出場できるのか、どこまで回復しているかは気になるところだ。


【動画】クリッパーズが惜敗したサンダー戦のハイライト!