◆卓球 ▽ノジマTリーグ・プレーオフ 最終日(23日、東京・代々木第二体育館) 女子決勝が行われ、レギュラーシーズン(RS)2位の木下アビエル神奈川(神奈川)が同1位で初優勝を狙った日本ペイントマレッツ(日本ペイント)を延長の末に3―1で破…
◆卓球 ▽ノジマTリーグ・プレーオフ 最終日(23日、東京・代々木第二体育館)
女子決勝が行われ、レギュラーシーズン(RS)2位の木下アビエル神奈川(神奈川)が同1位で初優勝を狙った日本ペイントマレッツ(日本ペイント)を延長の末に3―1で破り、2季ぶりの王座奪回を果たした。
大会後の表彰式では第2試合でカットマンの橋本帆乃香との約1時間の激闘を3―1で制した16歳の張本美和が、プレーオフのMVPを初受賞した。優勝の立役者は「苦しい試合ではありました。プレーオフのシングルスでは初めて勝った。1点を取ってチームに貢献できたことがうれしかったです」と笑顔をはじけさせた。
当時14歳で初優勝した2年前のプレーオフでは、ダブルスで勝利も、シングルスでは東京五輪金メダルの伊藤美誠に敗れていた。この日は1敗で迎えた第2試合で起用され、今季最多18勝で26歳のカットマン・橋本帆乃香に向かっていった。序盤から長いラリーが続き、なかなか決めに行った強打が決まらずに苦しんだ。だが、1―1の第3ゲーム(G)の6―4でラリーから張本美が痛烈なスマッシュを決めて、そこから4連続得点。2―1の第4Gは終盤まで接戦となったが、最後はラリー戦を制し、1時間にも及ぶ激闘を勝ちきった。