◆格闘技「ONE 172 武尊vsロッタン」(23日、さいたまスーパーアリーナ) 格闘技イベント「ONE」は23日、さいたまスーパーアリーナ「ONE 172 武尊vsロッタン」で開催した。  コーメインイベントのフェザー級 キックボクシング…

◆格闘技「ONE 172 武尊vsロッタン」(23日、さいたまスーパーアリーナ)

 格闘技イベント「ONE」は23日、さいたまスーパーアリーナ「ONE 172 武尊vsロッタン」で開催した。

 

 コーメインイベントのフェザー級 キックボクシング 暫定世界王者決定戦(3分5ラウンド)で元K―1世界2階級王者の野杁正明が3回1分55秒、TKOでタワンチャイを倒し、暫定王座を奪取した。

 初回は、防御を固めローキックでけん制した野杁は2回に強烈な左フックでダウンを奪うと、右アッパーでタワンチャイを棒立ちに追い込みパンチの連打でレフェリーが試合を止めた。

 今年6月に「ONE」参戦。いきなり2連敗し戦績は1勝2敗と苦しんだ。どん底からはい上がったベルト奪取にリング上で野杁は「最高です」と絶叫した。「こんな素晴らしいチャンスを与えてくれたチャトリCEOに最大の感謝」と明かし、チームメイト、家族に感謝の言葉をささげた。戦前、必ずKOすると宣言していたが「チャンスをみたら3ラウンドでKOしました」と胸を張った。

 チャトリCEOからボーナス5万ドル(約750万円)を贈られ「旅行行ってきたいと思います」と笑顔を見せていた。

 ◆3・23さいたま成績(第10試合まで)

 ▼フライ級 総合格闘技 世界王座決定戦(5分5ラウンド)

○若松佑弥(1回3分39秒、TKO)アドリアーノ・モラエス●

 ▼ストロー級 キックボクシング 暫定世界王者決定戦(3分5ラウンド)

○ジョナサン・ディベラ(判定3―0)サムエー●

 ▼アトム級 キックボクシング 世界王者タイトルマッチ(3分5ラウンド)

○王者・ペッディージャー(判定3―0)挑戦者・KANA●

 ▼第8試合 バンタム級ムエタイ(3分3ラウンド)

○ナビル・アナン(判定3―0)スーパーレック●

 ▼第7試合 アトム級 ムエタイ(3分3ラウンド)

○吉成名高(3回2分40秒、KO)ラック●

 ▼第6試合 ライト級 総合格闘技(5分3ラウンド)

○青木真也(1回53秒、腕十字)エドゥアルド・フォラヤン●

 ▼第5試合 バンタム級 キックボクシング(3分3ラウンド)

○秋元皓貴(判定2―1)ジョン・リネカー●

 ▼第4試合 ライト級 総合格闘技(5分3ラウンド)

○エイドリアン・リー(1回1分03秒、アナコンダチョーク)磯嶋祥蔵●

 ▼第3試合 フライ級 ムエタイ(3分3ラウンド)

○吉成士門(判定3―0)ヨードレックペット●

 ▼第2試合 フライ級 キックボクシング(3分3ラウンド)

○陽勇(1回2分12秒、KO)ザカリア・ジャマリ●

 ▼第1試合 キャッチウェイト キックボクシング 132lbs(3分3ラウンド)

○龍聖(判定3―0)スリヤンレック●