自動車F1シリーズの中国グランプリ(GP)で19位だった、レーシングブルズ角田裕毅(24)に電撃移籍の可能性が出ているという。英AUTOSPORT誌の電子版が21日に「レッドブル、日本GPでのローソンと角田の即時交換を検討」との見出しで伝え…

自動車F1シリーズの中国グランプリ(GP)で19位だった、レーシングブルズ角田裕毅(24)に電撃移籍の可能性が出ているという。英AUTOSPORT誌の電子版が21日に「レッドブル、日本GPでのローソンと角田の即時交換を検討」との見出しで伝えた。

今季第3戦となる日本GP(決勝4月6日、三重・鈴鹿サーキット)から、不振を極めるリアム・ローソン(23)に代わって親チームのレッドブルに昇格する方針があるという。

同サイトによると、レッドブルは「鈴鹿に向けてドライバーの変更を検討している。最終的な決定は下されていないが、シナリオについての話し合いは始まっている。交換の可能性は高い」と見ている模様だ。

ローソンは開幕戦のオーストラリアGPで予選18番手に沈み、第2戦の中国GPも15位だった。一方の角田は、オーストラリアGPで12位だったものの、雨天でタイヤ選択に陣営が苦しんだため。一時2位まで順位を上げる場面もあった。

同誌から角田のパフォーマンスについて聞かれた、レッドブルのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「ユウキは、以前とは違うユウキだ。彼は人生の中で最も調子がいい。明らかに彼はマネジメントを変えた。違うアプローチをして、より成熟している。時間はかかったが、今はうまくいっているようだ」と称賛している。

英国のメディアは角田のメインチーム昇格について憶測を飛ばしており「中国GPの後も話し合いが続けられ、最終的な決定は来週になる」と見通している。