◆大相撲春場所千秋楽(23日、エディオンアリーナ大阪) 西幕下4枚目・三田(二子山)が東十両14枚目・大辻(高田川)を送り出して5勝目。来場所の新十両を確実にした。 大辻の当たりを下から押し上げて勝機をつかんだ。「ホッとしてます。大阪には近…
◆大相撲春場所千秋楽(23日、エディオンアリーナ大阪)
西幕下4枚目・三田(二子山)が東十両14枚目・大辻(高田川)を送り出して5勝目。来場所の新十両を確実にした。
大辻の当たりを下から押し上げて勝機をつかんだ。「ホッとしてます。大阪には近大時代、4年間お世話になりましたし、知人や関係者にいいところを見せたかった」と話した。
花道の奥では師匠の二子山親方(元大関・雅山)が笑顔で出迎えた。「師匠から昨日、勝ち越しているんだから思い切って行けとカツを入れていただきました。恩返しができました」。幕下最下位付け出し格で昨年の秋場所にデビュー。所要4場所での昇進確実となった。172センチ、121キロと小柄だが、スピード豊かな攻めが持ち味だ。