サッカー日本代表が20日のバーレーン戦に勝利し、来年のワールドカップ(W杯)への出場を決めた。FW町野修斗(しゅうと)選手(25)の出身地、三重県伊賀市ではパブリックビューイング(PV)があり、市民が声援を送った。 中瀬地区市民センターで…
サッカー日本代表が20日のバーレーン戦に勝利し、来年のワールドカップ(W杯)への出場を決めた。FW町野修斗(しゅうと)選手(25)の出身地、三重県伊賀市ではパブリックビューイング(PV)があり、市民が声援を送った。
中瀬地区市民センターであったPVでは、稲森稔尚市長ら約40人が大型テレビで中継を視聴。町野選手が後半41分に途中出場すると、スティックバルーンをたたいて「行けー」と声を上げた。
町野選手は2022年のW杯カタール大会で日本代表に選ばれたが、出場機会はなかった。2023年からドイツ・サッカー2部「ホルシュタイン・キール」でプレー。1部に昇格した今季、7ゴール・2アシストの活躍で代表に追加招集された。
「町野修斗君を励ます会」の樋口良紀会長(65)は「ドイツに行って体が大きくなり、当たり負けしなくなった。前回W杯で彼は予選から出たかったと言っていた。時間は短かったが、W杯を決めた場面にいて感動しかない」と涙ぐみながら喜び、「次は得点を期待したい」と話した。25日のサウジアラビア戦もPVを開いて応援するという。(小西孝司)