久保と鎌田がゴールを奪い、バーレーンを退けた(C)Getty Images 3月20日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第7節でサッカー日本代表は埼玉スタジアムでバーレーン代表と対戦。C組1位の日本が同5位のバーレーン代表に2-0…

久保と鎌田がゴールを奪い、バーレーンを退けた(C)Getty Images

 3月20日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第7節でサッカー日本代表は埼玉スタジアムでバーレーン代表と対戦。C組1位の日本が同5位のバーレーン代表に2-0で勝利し、8大会連続8度目の本大会出場を決めた。日本史上最速での出場決定であり、今予選世界参加各国を通じても一番乗りで本大会切符を掴んだ。

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 ゲームは前半を0-0で終えると、日本の森保監督が後半では選手交代を行ない、流れを変えようと試みる。徐々にペースを掴んでいった日本は、66分に途中出場の鎌田大地がゴールを決め待望の先制点を挙げる。そして試合終了間際の87分には、久保がPA内左サイドから思い切りのいいシュートを放ち、ゴールネットに突き刺した。リードを広げた日本がその後もバーレーンの反撃をしのぎ切り、2-0のままタイムアップを迎えた。

 相手の堅い守りに手を焼き、自軍のゴールにも迫られるシーンもあったものの、最後は日本がチーム力の高さでバーレーンを上回る結果となり、世界最速で本大会出場という快挙を成し遂げている。

 森保ジャパンが強さを発揮している今予選の戦いぶりには、海外メディアからの関心も高まるばかりだ。中国のポータルサイト『捜狐』は日本のバーレーン戦の結果を報じている。

 同メディアは、ここまでの試合内容をフォーカスしており、「日本は7試合無敗(6勝1分)で勝ち点19を獲得し、2位のオーストラリアに9点差をつけた。残り3試合を残してグループ2位以内を確定させ、2026年米国・カナダ・メキシコ共催のワールドカップ出場権を手にした。開催国を除く各大陸の代表国の中で、日本が世界で最も早く本大会出場を決めた国となった」と説明。

 さらに、「圧倒的な成績、24得点2失点の強さ」と綴った上で、「7試合を終えた日本のこの数字は、日本の攻撃力と守備力の両方が極めて高いレベルにあることを示しており、同グループの他チームを大きく引き離している」と指摘。そして、日本の得失点数が驚異的であるとして、今回のトピックには「24-2!アジア最強チームが覚醒、3試合を残してW杯出場決定」などと銘打たれている。

 予選後半を迎えても、ライバル国を圧倒する実力を発揮している森保ジャパン。本大会出場を決め、残りのゲームではどんな戦いをみせるのか。さらに注目度を高めたサムライたちには、引き続きには国内外からの視線が注がれるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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