大谷が「フレディ・ダンス」を魅せた(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平が3月18日、カブスとの開幕戦(東京ドーム)で5打数2安打2得点と躍動した。【動画】大谷翔平が強烈な右前打!東京ドームで今季初安打をマーク 0-1で迎えた…

大谷が「フレディ・ダンス」を魅せた(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が3月18日、カブスとの開幕戦(東京ドーム)で5打数2安打2得点と躍動した。

【動画】大谷翔平が強烈な右前打!東京ドームで今季初安打をマーク

 0-1で迎えた5回の第3打席で強烈な右前打を放って今季初安打をマークすると、2点目のホームを踏んだ。さらに9回の第5打席でも右翼への二塁打で出塁し、テオスカー・ヘルナンデスの適時打で三塁から本塁に生還した。

 『MLB公式』のサラ・ラングス記者によれば、東京ドームのMLBレギュラーシーズンの試合で得点を記録した日本人選手では2004年の松井秀喜以来21年ぶりの記録だという。

 この試合、チームリーダーのムーキー・ベッツが体調不良で緊急帰国。さらに、フレディ・フリーマンが試合直前に左肋骨の違和感のために急きょ欠場することになった。

 大谷は彼らの分まで気を吐き、2安打2得点。9回の二塁打では塁上で上半身や腰を振る「フレディ・ダンス」も披露するなど、フリーマンが考案したセレブレーションで仲間への思いを体現した。

 試合後、ドジャース専門メディア『Dodger Blue』が公開した動画内で大谷は「フレディに関しては直前にケガをしてしまった。本人はもちろんプレーしたかったと思います。ただ、ベンチにもいてくれてチームの士気は高かった」と話し、仲間の思いを代弁していた。

 チームの結束を高めた開幕戦勝利。日本凱旋で見せた大谷のプレーは、多くのファンの胸に焼きついた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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