鹿島アントラーズは16日にあったJ1第6節で浦和レッズと1―1で引き分け、ホームでの連続無敗記録を26に伸ばし、J1の…
鹿島アントラーズは16日にあったJ1第6節で浦和レッズと1―1で引き分け、ホームでの連続無敗記録を26に伸ばし、J1の最多記録を更新した。
鹿島の選手たちに欧州とのサッカー文化の違いを聞いたことがある。
「海外だと、ホームは絶対に負けちゃいけない。アウェーは移動の距離も長いし、すごい難しいと感じた」とフランスなどでプレーをしたDF植田直通。
ベルギーのシントトロイデンに所属したFW鈴木優磨は「アウェーだと明らかに(自チームの)ファンの数が減った」。ボールを持つと、「あからさまにブーイングを受けた」と振り返る。
ただ、カシマスタジアムでも似たような空気を感じるという。
特に、鹿島がサポーターの陣取るスタンド方向に攻める後半は、「相手も(後ろから)圧力を感じると思うし、どの選手からもカシマスタジアムはやりづらいと聞く」。ホーム無敗の26試合のうち、この日の浦和戦のように後半に得点を挙げている試合が17と多い。
かつて、日本はホームとアウェーの差がないと言われていた。安全なスタジアムは魅力の一つだが、Jリーグ関係者は「欧州と比べてサッカー文化が根付いていない、という指摘もあった」と話す。
前任の川崎フロンターレで「ホーム無敗」タイ記録を打ち立てた鬼木達監督は「ホームで勝つことで、優勝に近づく」と実感を込めて言う。
創設以来、常に勝ちを求め続けてきたのが鹿島の伝統。相手に重圧をかけ、「異様な空気」を感じる個性あるスタジアムが日本にもっと増えてもいい。(照屋健)
■J1のホームでの連続負けなし試合
(1)鹿島 26 2023~25年(12引き分け)
(2)浦和 25 05~07年(3引き分け)
(2)ガ大阪 25 06~07年(5引き分け)
(2)川崎 25 20~22年(3引き分け)
(5)清水 22 08~09年(9引き分け)
(5)ガ大阪 22 14~15年(7引き分け)