「明治安田J1、広島1-1柏」(16日、エディオンピースウイング広島) 広島と柏は1-1で引き分けた。神戸は町田から期限付き移籍で加入したFWエリキの2得点で湘南に2-1で競り勝ち、今季初勝利。鹿島は浦和と1-1で引き分けて首位を守り、ホ…

 「明治安田J1、広島1-1柏」(16日、エディオンピースウイング広島)

 広島と柏は1-1で引き分けた。神戸は町田から期限付き移籍で加入したFWエリキの2得点で湘南に2-1で競り勝ち、今季初勝利。鹿島は浦和と1-1で引き分けて首位を守り、ホーム戦では2023年10月から26試合負けなしでJ1新記録を達成した。横浜MはG大阪に2-0で快勝し、今季初白星。京都は2-1で清水に競り勝った。

 広島がリーグ無敗を継続させた。後半にMF東の鮮烈なダイレクトシュートで先制。終盤に追いつかれて引き分けたが、1試合消化が少ない中で首位・鹿島に勝ち点2差の3位に浮上した。

 上位の柏との一戦。前半から我慢の展開が続くも、後半27分に東が途中出場のMF越道のクロスをダイレクトでゴールネットに突き刺した。今季リーグ戦初得点に「相手はすごいボールをつないでくるチームで守備が大変だった。勝つことはできなかったけど、内容的にはすごい良かったなと思います」と語った。

 チームは12日に敵地でACL2の準々決勝第2戦、ライオン・シティ・セーラーズ戦(シンガポール)に臨み、中3日での試合だった。

 厳しいスケジュールとあって、スキッベ監督は「前半も後半も残りの10、15分あたりから自分たちの電池切れが見えた」と振り返ったが、「こういう状況の中で、高いクオリティーが出せたことが素晴らしい。自分たちのパフォーマンスに非常に満足している」と評価。これで広島は今季のリーグ戦、3勝2分けとなった。