バドミントンの全英オープン最終日は16日、英国のバーミンガムで各種目の決勝が行われ、女子ダブルスでパリ五輪銅メダルの志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)が3年ぶり2度目の頂点に立った。決勝で福島由紀(岐阜Bluvic)、松本麻佑(ほねごり…
バドミントンの全英オープン最終日は16日、英国のバーミンガムで各種目の決勝が行われ、女子ダブルスでパリ五輪銅メダルの志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)が3年ぶり2度目の頂点に立った。決勝で福島由紀(岐阜Bluvic)、松本麻佑(ほねごり)組との日本勢対決に21―16、14―21、21―17で競り勝った。
15日の準決勝では、世界ランキング3位でパリ五輪銅メダルの“シダマツ”ペアは、ランキング2位で同銀メダルの劉聖書、譚寧組(中国)を21―9、21―17で撃破。ともに前のペアで伝統の全英オープン優勝経験があり、昨秋に結成した“フクマツ”ペアも中国ペアを破って決勝に進んでいた。
この日の決勝では、1―1の最終ゲームは中盤まで競り合ったが、シダマツペアが14―14から5連続得点。粘るフクマツペアを振り切り、昨年大会2位の雪辱を果たした。
◇全英オープン 世界バドミントン連盟(BWF)が2007年から実施している「スーパーシリーズ」の中でも格上の「スーパーシリーズプレミア」に属する5大会のうちの一つ。1899年に第1回大会が開催された。五輪や世界選手権に次ぐ最高峰の大会。