セリエA第29節、ヴェネツィアvsナポリが16日にスタディオ・ピエル・ルイジ・ペンツォで行われ、0-0のドローに終わった。 前節、フィオレンティーナ相手に2-1で競り勝って4試合ぶりの勝利を挙げた2位のナポリ。首位奪還へ連勝を目指したアウェ…
セリエA第29節、ヴェネツィアvsナポリが16日にスタディオ・ピエル・ルイジ・ペンツォで行われ、0-0のドローに終わった。
前節、フィオレンティーナ相手に2-1で競り勝って4試合ぶりの勝利を挙げた2位のナポリ。首位奪還へ連勝を目指したアウェイゲームでは19位のヴェネツィアと対戦した。コンテ監督は前節と全く同じスタメンを採用し、[3-5-2]の2トップにルカク、ラスパドーリを起用した。
ヴェネツィアがアグレッシブな入りを見せたことで、試合は序盤から比較的オープンな展開となった。開始5分にはナポリが波状攻撃からボックス中央でクリアボールを回収したラスパドーリの左足シュートでゴールへ迫るが、これは惜しくも左ポストを叩いた。
以降はシュート意識が高いホームチームにゴールを脅かされながらも、ルカクのキープ力を活かした後方から湧き出ていく攻撃で相手陣内に侵攻。18分にはラスパドーリのミドルシュート、右CKからマクトミネイのヘディングシュートとゴールを匂わせる仕掛けを続けていく。
前半半ばから終盤にかけてはヴェネツィアのマリッチの負傷というアクシデントはありながらも、ゴール前での攻防が目立つオープンな展開が続く。
42分にはホームチームが背後へ抜け出したキケ・ペレス、フィラの連続シュートでナポリ守備陣に好守を強いれば、ナポリも45分にスピナッツォーラの左クロスをゴール前のルカクが頭で合わすビッグチャンスがあったが、ゴールインかに思われたこのシュートはゴールラインぎりぎりでGKラドゥにかき出された。
互いにゴールを奪ってもおかしくない決定機を作り合ったものの、ゴールレスで折り返した後半。前半に比べて地力で勝るナポリが押し込む展開となったが、最後のところで粘るヴェネツィアの堅守に苦戦。決定機まであと一歩という場面が目立つ。
後半半ばを過ぎて攻撃が停滞し始めると、コンテ監督はラフマニの負傷のタイミングで77分に一気の4枚替えを敢行。ラスパドーリやギルモアに代えてオカフォー、ザンボ・アンギサをピッチに送り出した。
さらに、後半終盤にはルカクを諦めてシメオネをピッチに送り出したナポリは、後半アディショナルタイムにオカフォーの右クロスに飛び込んだシメオネに決定機が訪れたが、ダイレクトボレーは枠を外れた。
そhして、この直後に試合はタイムアップを迎え、下位相手に攻めあぐねたナポリは痛恨のゴールレスドローとなった。
ヴェネツィア 0-0 ナポリ