「ベイサイドナイトドリーム・G3」(16日、四日市) G3最終日11Rでガールズケイリンの決勝が行われ、太田りゆ(30)=埼玉・112期・L1=が最終ホームからまくって1着。直前の平塚からは2場所連続で完全優勝を飾り、賞金55万円を獲得し…

 「ベイサイドナイトドリーム・G3」(16日、四日市)

 G3最終日11Rでガールズケイリンの決勝が行われ、太田りゆ(30)=埼玉・112期・L1=が最終ホームからまくって1着。直前の平塚からは2場所連続で完全優勝を飾り、賞金55万円を獲得した。今年の優勝は4回目。立ち遅れる形から急追した尾方真生(福岡)が2着に入り、尾方に続いた日野未来(奈良)は3着だった。

 太田りゆがクレバーな走りでVゴールを駆け抜けた。「太田瑛美(三重)さんが動いたので」といつもより早めの最終ホームからスパート。豪快にまくって、後続を5車身も突き放しての1着だった。「後ろが離れていたことは分からず、最後まで100%の力で踏みました」と振り返った。

 パリ五輪後にナショナルチームを離れ、現在はガールズケイリン一本で戦っている。今年の目標はもちろんガールズグランプリ初出場。「まずはG1ですね。まだ獲ったことがないので、G1で優勝してから、グランプリに出たいです。もしG1で優勝ができなかったら賞金で出たい。そのためにしっかりと頑張ります」。現在も世界基準の脚力を保持していることは誰もが知るところ。悲願のG1優勝、GP出場。そして、年末は栄光のVゴールを駆け抜ける。