◆明治安田J1リーグ▽第6節 東京V2―1名古屋(15日・味スタ) 東京Vが名古屋に逆転勝利を飾った。 前半に失点したが、後半18分にFW山見が左足で同点ゴールを決めると、後半28分には山見の右CKを綱島が合わせて、2戦連発となる勝ち越し点…

◆明治安田J1リーグ▽第6節 東京V2―1名古屋(15日・味スタ)

 東京Vが名古屋に逆転勝利を飾った。

 前半に失点したが、後半18分にFW山見が左足で同点ゴールを決めると、後半28分には山見の右CKを綱島が合わせて、2戦連発となる勝ち越し点を決めて、ホームで今季初勝利をマークした。

 後半45分からは、第4節のG大阪戦で顔面にボールが直撃し、脳しんとうにより途中交代していたMF福田湧矢が途中出場した。前節の新潟戦(2△2)は欠場していたが、復帰プログラムを経て、名古屋戦のピッチに立つと、前線からの激しいプレスを見せて、チームの勝利に貢献した。試合後、福田は「全然大丈夫です。(勝って)うれしい。前半は厳しい戦いでしたけど、勝ちきったのはチームとしても大きいですし、しっかりと勝って、反省できることに意味があると思います」と振り返った。

 ピッチに立った時にはサポーターから温かい拍手が注がれ「すごいうれしかったですし、自分もヴェルディのサポーターのために戦いたいなという気持ちがより一層強くなりました。戦います、サポーターのため」と感謝。プレー中には「1点差というあの状況でもう1回みんなで上げていかないと」と、ゴール裏のサポーターをあおるようなしぐさも見せていたが、ピッチを躍動する力強い姿をピッチで体現した。