ボスラー開幕アウトでポジバト激化! 中日井上一樹監督(53)が14日西武戦(小牧)からの5試合で1軍メンバーを絞り込む。21日からの楽天とのオープン戦ラスト3連戦は指名打者を使わず投手も打席に立たせる本番モード。そこまでの5試合でキャンプか…

ボスラー開幕アウトでポジバト激化! 中日井上一樹監督(53)が14日西武戦(小牧)からの5試合で1軍メンバーを絞り込む。21日からの楽天とのオープン戦ラスト3連戦は指名打者を使わず投手も打席に立たせる本番モード。そこまでの5試合でキャンプから続けてきた「ポジバト(ポジティブバトル)」も大詰めを迎える。

井上監督は、上半身のコンディション不良で別メニュー調整が続く新外国人ジェイソン・ボスラー外野手(31=マリナーズ)について「もうちょびっとかかるのかな。動き出すのに、エイプリルに入っちゃう。それとも3月下旬ぐらいかな」と開幕絶望なことを明かした。キャンプ中も安打を量産しクリーンアップ候補として期待していた。「もちろん計算していた。積み木が1個崩れた感じはするが、それによってチャンスが出てくるやつもいるわけだから」と穴を埋める選手のアピールを期待する。

ボスラーのポジションは一塁か左翼。前日12日オリックス戦で決勝弾を放った上林や鵜飼、ブライト、ベテランの大島や中田が激しく争う。投手も開幕ローテーションがまだ確定していない。14日西武戦は3年目の仲地が先発する予定で、こちらもギリギリまで激しいバトルが続く。【石橋隆雄】