◆りそなB2リーグ 第25節 富山91-62山形(12日、富山市総合体育館) 東地区3位の富山グラウジーズは、91-62で山形ワイヴァンズに快勝し、2連勝を飾った。SG野崎由之(25)が、3本の3点シュートを含む11得点、1アシストと活躍し…
◆りそなB2リーグ 第25節 富山91-62山形(12日、富山市総合体育館)
東地区3位の富山グラウジーズは、91-62で山形ワイヴァンズに快勝し、2連勝を飾った。SG野崎由之(25)が、3本の3点シュートを含む11得点、1アシストと活躍した。第2クオーター(Q)終盤には、味方のパスが逸れて、センターライン付近でキャッチ。そのまま振り返ってシュートを放ち、約14メートルの“ディープスリー”を決め、3013人が訪れた会場を沸かせた。24秒のショットクロックぎりぎりで「時間も時間だったので、打つしかなかった。リングに当てようと思ったら入りました。まぐれです」と謙遜した。
相手選手からの心理作戦にも落ち着いて対処した。試合中、野崎がシュートを決めた際に「次は外すよ」と冗談交じりに動揺を誘われたが、冷静に対処。第4Q序盤には、鮮やかな3点シュートを決めてみせると、相手選手に目線を向けて笑顔を交わした。「決めてやったぜ、みたいな感じです」と余裕を見せた。
15日はアウェーで4位の福井と対戦する。「次は大事な試合になる。北陸ダービーなので応援をお願いします」と野崎は呼びかけた。(中田 康博)