阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で18日に開幕する第97回選抜高校野球大会は7日の組み合わせ抽選会で、初戦の相手が…
阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で18日に開幕する第97回選抜高校野球大会は7日の組み合わせ抽選会で、初戦の相手が決まった。豪雪に見舞われながら準備を進めてきた青森山田や開幕試合に決まった二松学舎大付(東京)など各校の選手たちは憧れの舞台に向け、気持ちを新たにした。
平年の約3倍の降雪で現在も青森市内の専用グラウンドは雪に覆われている青森山田。2年連続4回目のセンバツ出場に備え、2月には2回にわたり岩手県陸前高田市で合宿を組んだ。
合宿場所は、2011年東日本大震災での甚大な被害からの復興を祈念して再整備された高田松原運動公園にある第1野球場(愛称・楽天イーグルス 奇跡の一本松球場)。同校の地理歴史教諭でもある兜森崇朗監督(45)の「『自分たちは東北の代表』という意識を高めつつ『今、野球をできることへの感謝』を胸に置いて」との思いもあり、20年夏に球場完成後、学校グラウンドが使えない時期に年数回、この地を利用している。
7日の組み合わせ抽選で1回戦は、センバツで2回(1999年、08年)優勝の沖縄尚学に決まった。青森山田が昨春ベスト8、同夏には4強入りした際も正三塁手を務めた菊池伊真(いっしん)主将(2年)は「初戦から強豪と戦うのは光栄。試合を通じてチーム力を高め、先輩たちが果たせなかった『新たな歴史=優勝』を成し遂げたい」と話した。【熊田明裕】