第97回選抜高校野球大会・組み合わせ抽選会(7日) 史上4校目の連覇を狙う健大高崎(群馬)の相手が、歴代4位となる…

対戦が決まり握手を交わす健大高崎の加藤大成主将(左)と明徳義塾の池田佑二主将=大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで2025年3月7日、長澤凜太郎撮影

第97回選抜高校野球大会・組み合わせ抽選会(7日)

 史上4校目の連覇を狙う健大高崎(群馬)の相手が、歴代4位となる春夏の甲子園通算55勝の名将・馬淵史郎監督率いる明徳義塾(高知)に決まった。1回戦屈指の好カードに抽選会場がどよめいた。

 健大高崎の青柳博文監督は「一番(試合を)したくない相手ですよね」と苦笑。馬淵監督は「強いところと当たるなら1回戦がいい」と歓迎した。

 甲子園では春夏通じて初の対戦だが、2014年の長崎国体決勝で対戦した経験がある。青柳監督が「僅差で逆転負けだったはず」と振り返ると、馬淵監督が横からすかさず「大差(で明徳義塾が勝ち)やったと思う」と切り込んだ。正しくは岸潤一郎投手(西武)を擁する明徳義塾が3―2で逆転勝ちしていたことが分かり、周囲は笑いに包まれた。

 青柳監督は02年の野球部創部から間もないころ、馬淵監督のもとを訪れて「弟子入り」した縁がある。「監督さんの人柄やチーム力を含めて素晴らしいチームだと感じ、行ってみたいなと。当時のうちは全然高校野球にならなかったので、勉強になりましたね」と懐かしむ。

 健大高崎は最速158キロ右腕の石垣元気ら投手陣に安定感があり、明徳義塾は最速140キロ左腕の池崎安侍朗(あんじろう)が大黒柱。ともに大会屈指の好投手を擁し、ロースコアの接戦が予想される。

 馬淵監督は「明徳の値打ちが問われるような試合になる。ワクワクしますね」と対戦を心待ちにした。【下河辺果歩、皆川真仁】