◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 presented by マスターカード 初日(6日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(…

仲が良いシェーン・ローリー(左)とロリー・マキロイ(Keyur Khamar/PGA TOUR via Getty Images)

◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 presented by マスターカード 初日(6日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7466yd(パー72)

最終18番、グリーン左ラフの難しいライから必死に寄せながらパーセーブを逃して悔しがるロリー・マキロイ(北アイルランド)の肩を、自らもボギーフィニッシュだったシェーン・ローリー(アイルランド)が優しくたたいた。2サム同組でローリーが3アンダー2位、マキロイが2アンダー6位。そろって好スタートを切った。

昨年4月のダブルス戦「チューリッヒクラシック」で一緒にタイトルも獲っている2人の仲の良さは今年も健在。今週と同じシグニチャーイベント(昇格大会)の2月「AT&Tペブルビーチプロアマ」は初日に別コースながら同日ホールインワンを達成。最終日はセップ・ストラカ(オーストリア)を含めた3人で最終組を回り、マキロイが優勝、ローリーが2位だった。

気の置けない間柄ゆえの注意点もあるという。マキロイは「2人とも、あまり心地よくなりすぎないようにしないといけない。リラックスしすぎるのも、あまりいいことではないんだ。たしかにほかの選手と回る時よりは(合間で)話すことが多いけど、それでも集中しないと。特にきょうのようなタフな日はなおさらだよ」と言った。

ローリーも「ただ楽しい時間を過ごしているようなモードになることがあるからね」とうなずきつつ、「きょうの僕らは自分の仕事をしたと思う」と胸を張る。午前スタートに比べて風が弱まり、気温も上がった好条件の午後組とはいえ、マキロイが「横風が一番難しい。フェアウェイも狭いし、ラフに入ったら、いいライにあることを祈るしかない」と話すタフなコースが相手。おしゃべりに夢中だったら、攻略できるはずもない。

マキロイにとっては2018年に続く大会2勝目がかかる。米欧ツアーを掛け持ちしていることもあり、ベイヒル初登場は2015年と意外にも遅かった。開幕前日の会見では、故アーノルド・パーマーとの逸話も明かしていた。

「アーノルドは、僕がこのイベントに出場できるようになった2010年から毎年手紙をくれた。『来なかったら腕を折るぞ』なんて言われたこともあったと思う」と冗談めかし、「来てすぐに、もう少し早く来ればよかったと後悔したよ。ここは僕にとって、本当にいいセッティングのゴルフ場なんだ」とも。出場10回のうち優勝を含めてトップ10が6回を数える。好相性の地で、2日目もローリーとの2サムで2打差の首位を追いかける。(フロリダ州オーランド/亀山泰宏)