◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 2日目(28日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6779yd(…

“アンダーパー”だけでは満足できない

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 2日目(28日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6779yd(パー72)

国内女子ツアーで25試合を戦った昨季、山下美夢有がオーバーパーを打ったのは6ラウンドだけだった。この日は5バーディ、3ボギー「70」とアンダーパーを守ったが、「でも、上位の選手は伸ばしているので…」。日本では平均ストローク「69.1478」で1位、まだまだ満足にはほど遠い。

4位で終えた「ファンダーズカップ」以来の今季2戦目、初日は「73」と米ツアー5ラウンド目で初めてオーバーパーを打ったが、2日目の前半で遅れを取り戻すチャージをかけた。

米ツアーでも安定感を発揮したい

2番で5mを沈めて1つ目のバーディを奪うと、4番(パー3)、6番、8番(パー5)で獲って前半「32」。「ショットはあまり付いていなくて、3、4mが入ってくれた」とグリーン上でスコアを作った。

首位に迫る勢いでスコアボードを上がったが、後半は10番から3連続ボギーで後退。「切り替えてやるようにはしていたけど、中々ショットもパットもかみ合わずに来てしまった」。13番からはパーを重ね、17番(パー3)はピンに絡めるショットで久々のバーディ。通算1アンダーで16位へと順位を上げたが、「きょうはあまり風が無かったですし、ティも前に切ってあるところもあった」と伸ばせたはずの一日を悔やんだ。

ショートゲームが難しい

課題にあげたのはショートゲーム。普段のコースチェックではグリーン周りに重点を置くが、今週は急きょのスケジュール変更でシンガポール入りが水曜になり、開幕前に回れたのはプロアマの1ラウンドだけ。「マウンド越えがあったり、砲台グリーンもある。アプローチが寄っていないのでボギーになってしまった」と、試合の中で感覚をつかんでいくしかない。

「でも、やることは変わらず、いつもと一緒。一打でも上位に食い込めるように頑張りたい」。アンダーパーだけでは納得できない。今週も優勝争いを目指す。(シンガポール・セントーサ島/谷口愛純)

試合の中で感覚をつかんでいく