マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドを擁護した。イギリス『デイリ…

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドを擁護した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

ホイルンドは2023年8月にアタランタからユナイテッドに完全移籍。大型ストライカーとして期待が寄せられており、加入初年度はケガもありながら公式戦43試合16ゴール2アシストを記録した。

しかし、今シーズンはヨーロッパリーグでこそ8試合で5得点を叩き出しているが、プレミアリーグでは21試合に出場してわずか2ゴール。リーグ戦で最後にゴールを記録したのは、昨年12月のノッティンガム・フォレスト戦まで遡る。

リーグ戦では11試合連続ノーゴールであり、チームが大不振に陥っているのもあって批判対象となってしまっているホイルンド。しかしアムリム監督は個人の問題ではないと擁護しており、課題こそあるものの選手のポテンシャルへの期待を示している。

「チームとしてラスムスを助けられていないのは明らかだ。我々はチャンスをあまり作れていない。脅威がなく、試合でもそれを感じられるだろう。相手の最終ライン付近でも非常に危険なチームとは思えず、低い位置で守備していても相手はトランジションを恐れていない。だから、私は監督としてもストライカーを助けられていないと感じる」

「ラスムスには大きな可能性がある。試合の進め方を改善すれば、得点のチャンスが増えるだろう。彼はとても若い時にここへ来た。若い時に9番としてずっとプレーするのは、時には難しい」

「ラスムスにはスピードがあり、テクニックがあり、本当に決めるのが難しいゴールをいくつか決める。そして時々、より良い走り方をしなかったり、ボールに触れたくてたまらなくなったりもする。ボールを持っていない時間が長いと、本来いるはずのゴールから遠ざかってもいるだろう」

「我々はトレーニングでその点に対処している。時には選手の自信の問題もあるが、今は我々のプレーの仕方が特に問題だ」