【WWE】NXT『VENGEANCE DAY』(2月15日・日本時間16日/ワシントンDC)     【映像】命綱無しの…

【WWE】NXT『VENGEANCE DAY』(2月15日・日本時間16日/ワシントンDC)     

【映像】命綱無しの“リアル・フリーフォール”に悶絶

 2メートル近い巨人レスラーを肩車でリフト、トップロープから担ぎ上げて真っ逆さまに落下。危険という言葉で片付けるには過酷過ぎる命綱なしの”リアル・フリーフォール”に会場は騒然。ファンも「狂ってる」「なんてこった!」と声を漏らした。

 先日開催されたWWE第3のブランドNXTの大会「Vengeance Day」での一コマ。NXT王者・オバ・フェミが、グレイソン・ウォーラーとオースティン・セオリーの2人とトリプルスレットマッチで対戦。元WWEタッグ王者で“Aタウン・ダウン・アンダー”として活躍する2人との実質ハンデキャップ戦でとんでもない技が飛び出した。

 試合は、オバ・フェミの圧倒的なパワーと、ウォーラー&セオリーの軽妙なキャラクターが融合し、予想以上に密度の濃い好勝負に。最初こそウォーラーとセオリーがタッグチームとしての連携を見せ、オバ・フェミに挑む形となったが、トリプルスレットならではのカットインや意図しない仲間割れの要素が加わり、終盤にかけて緊張感が高まった。

 極めつけはコーナでの3人の攻防。 セカンドロープ足をかけたセオリー対して、ウォーラーが騎馬戦の如くオバ・フェミを肩車。担ぎ上げようと頭を鷲掴みすると「イヤだ、イヤだ」と首をフリフリするが、これは「押すなよ!絶対に押すなよ!」と同じ“レッツゴー”のサインだ。

 肩車で2.5メートルかそれ以上の“オバ&ウォーラー”タワーに、トップロープから担ぎ上げられたセオリーは真っ逆さまに落下。リングはバウンド、セオリーは悶絶というよりは痛すぎて息もできないマジ顔で沈黙。ファンからは「なんてこった」「半端ねえ」「狂ってる」「息がつまりそう」と驚きの同情のコメントが相次いだ。

 最後もウォーラーがオバ・フェミのフィニッシャー「フォール・フロム・グレース」を喰らい仕留められる結果となったが、エンターテインメント性とレスリングの技術が融合した好勝負となった。

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