キレの良いストレートと変化球で13三振を奪った水野

明大が攻守で4年生の活躍が目立ち、立大に11対3と大勝。これで3カード連続の勝ち点獲得となり、2季ぶりの優勝に向けて単独首位に立った。

明大打線が試合開始早々に立大の先発・手塚周投手(2年・福島)に襲いかかった。竹村春樹内野手(4年・浦和学院)の先頭打者本塁打で先制すると、さらに四球と渡辺佳明内野手(3年・横浜)の安打でチャンスを作ると、越智達矢外野手(3年・丹原)の二塁打と河野祐斗内野手(4年・鳴門)の2試合連続本塁打となる3ラン。初回から5点を奪い、手塚をわずか17球でノックアウトした。

この大量援護に水野匡貴投手(4年・静岡)も「スムーズに試合に入れました」と振り返る。打者の反応を見てストレートで押していき、随所でカットボールやフォークといった変化球も効果的に決まり、9回を投げ4安打3失点13奪三振の内容で完投勝利を挙げた。

打線も5回・7回に逢澤崚介外野手(3年・関西)の長打や水野のスクイズなどで追加点を挙げていき、11得点。

9回にも集中力を欠くことなく、二塁手の河野にファインプレーが飛び出すなど攻守に締まりある野球を終始展開し、明大が首位を争う立大を圧倒した。


ユニバーシアードでは侍ジャパン大学代表の主将を務め金メダル獲得に貢献した竹村(明治大)


■明治大vs立教大2回戦

明治大 500010401=11

立教大 010001001=3

【明】○水野—橋本

【立】●手塚、比屋根、中川、宮崎、橋本—藤野

本塁打:明治大・竹村(1回ソロ)河野(1回3ラン)、立教大・藤野(2回ソロ)、大東(9回ソロ)

◎明治大・善波達也監督

「水野がようやくチームに貢献してくれました。(竹村)春樹の本塁打も、点差が離れた9回に出た河野のファインプレーも、その集中力が頼もしいです。4年生が引っ張って、3年生がそれを後押しできていて、良い雰囲気で戦えています」

◎竹村春樹内野手

「本塁打はリーグ戦で初めてなのでビックリしました(笑)侍ジャパンで主将をしたことで視野が広がりました。楠本(東北福祉大)の打撃から参考や刺激をもらい、柔らかくポイントを意識して打つようにしています」


明大は途中出場の4年生も良い働きを見せた。写真は代打でタイムリーを放った宮崎新内野手(4年・履正社)


文・写真:高木遊