フェイエノールトのパスカル・ボシャールト暫定監督が、満身創痍のなかで勝ち取ったベスト16進出を誇った。 フェイエノールト…

フェイエノールトのパスカル・ボシャールト暫定監督が、満身創痍のなかで勝ち取ったベスト16進出を誇った。

フェイエノールトは18日、敵地サン・シーロで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグでミランと対戦し、1-1のドローで終えた。この結果、ホームでの1stレグを1-0で勝利していたオランダの名門は2戦合計2-1でベスト16進出を決めた。

元々、負傷者を抱えていたなか、1stレグでプレーしたFW上田綺世やMFクインテン・ティンバーが新たに離脱する厳しい状況で敵地へ乗り込んだフェイエノールト。前半開始36秒で古巣対戦のFWサンティアゴ・ヒメネスに痛烈な恩返しゴールを許し、2戦合計スコアで早くも並ばれた。

それでも、以降の守勢を粘り強く守り抜くと、後半序盤に相手DFテオ・エルナンデスの退場によって数的優位を獲得。ここから攻勢に転じると、73分には途中投入のFWフリアン・カランサがドンピシャのヘディングシュートを決めて2戦合計スコアで勝ち越し。以降はDFダビド・ハンツコら守備陣の安定した対応で守り切り、格上撃破を果たした。

同試合後、ボシャールト暫定監督は『UEFA.com』で苦境のなかでチームが示した強烈なキャラクターを称賛した。

「この試合は、このチームについての多くのことを物語っていた。ケガによるすべての挫折にもかかわらず、彼らはまだこれを達成できるということだ。彼らには強いキャラクターがあるということだ。それこそ今私が最も誇りに思っていることだ」

さらに、逃げ切りを意識して試合に臨んだなか、開始1分も経たずにそのプランが崩れたなか、若いチームが動揺を見せることなく戦い続けた点をより評価している。

「個人的には後半のプレーヤーの粘り強さと精神力を称賛した。これほど早く失点した後、我々は計画を変更しなければならなかった。これが夢を前進させることにつながった」

「我々は良い試合をし、このスタジアムで結果を得るためにできることはすべてやった。サン・シーロで良い結果を出すことができたことを誇りに思うよ」

また、指揮官の起用に応えてチームをラウンド16の舞台に導くCL初ゴールを挙げたカランサは、自身のキャリアにおいて最も忘れない試合のひとつとなったと喜びを露わにした。

「出場してゴールできたのは忘れられない思い出だよ。ウーゴ(・ブエノ)がファーポストにクロスを入れることはわかっていんだ。彼はいつもそうするからね。だから、そこに走っていって、ヘディングで決めるだけだったよ」

「こういう試合をするためにここにいるんだ。クラブでの自分のスタートは難しいものだったけど、今日ここでプレーして決勝点を決めたことは、ずっと僕の心に残るものだ。ロッテルダムに喜んで戻るよ」

「これは自分のキャリアで最大の成果だ。これまでプレーした試合の中でも最も大きな試合の1つで、チームを勝ち上がらせるためにゴールできてうれしいよ」

なお、この大きな勝利でラウンド16に駒を進めたフェイエノールトは、インテルかアーセナルという強豪と対戦することになる。