第97回選抜高校野球大会は24日、大阪市内で選考委員会が開かれ、エナジックスポーツ(沖縄)は創部3年目にして春夏…
第97回選抜高校野球大会は24日、大阪市内で選考委員会が開かれ、エナジックスポーツ(沖縄)は創部3年目にして春夏通じて初となる甲子園切符をつかんだ。昨秋の九州大会で初出場ながら準優勝を果たし、旋風を巻き起こした。
エナジックスポーツは沖縄県名護市にあり、2021年創立の私立校。当初は通信制のみだったが、全日制も併設された。世界で活躍するトップアスリートの育成を掲げ、野球部とゴルフ部は強化指定の部活動だ。
22年に創部した野球部は全寮制で、約40人の部員のほとんどが沖縄出身。08年夏に浦添商(沖縄)を甲子園4強、14年には美里工(沖縄)を初のセンバツに導いた神谷嘉宗監督(69)が指揮を執る。
「ノーサイン野球」を実践し、機動力を生かした攻撃が持ち味だ。24年の春季県大会で興南を破って初優勝を果たすと、夏の沖縄大会は優勝こそ逃したが、再び興南との決勝で延長十回の熱戦を演じた。
決勝まで勝ち上がった昨秋の九州大会では、エースナンバーを背負った左腕・久高颯(はやて)投手(2年)の制球力が光った。打線で1番を担うイーマン琉海(るかい)選手(2年)は俊足で長打力もある。
昨秋のプロ野球ドラフト会議では、野球部1期生の龍山暖捕手が西武から6位指名を受け、学校初のプロ野球選手が誕生した。【下河辺果歩】