打線の中心であるフリーマンの復帰はチームにとって心強い(C)Getty Images ワールドシリーズ制覇の立役者も開幕に向け、調整が進んでいるようだ。 ドジャースのフレディ・フリーマンの最新情報が米国内で報じられている。米紙『Los An…
打線の中心であるフリーマンの復帰はチームにとって心強い(C)Getty Images
ワールドシリーズ制覇の立役者も開幕に向け、調整が進んでいるようだ。
ドジャースのフレディ・フリーマンの最新情報が米国内で報じられている。米紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者が現地時間2月15日、自身のSNS上に、「フレディ・フリーマンは今日、来月東京で行われるドジャースのシーズン開幕戦に向けて『完全に順調』であると語った」などと投稿。昨季終盤にフリーマンが負うこととなった、右足首負傷の回復状況を伝えている。
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他にも、「オフシーズンに足首の手術を受けたためまだ走れる状態ではないが、来週までには走れるようになると期待している」として、同記者によるフリーマンの現状が綴られている。
このドジャース番記者のメッセージに対し、米メディア『CLUTCHPOINTS』も反応。同日、投稿された内容を紹介しながら、フリーマンの新シーズンについての見解を示している。
同メディアは、今オフもドジャースがブレイク・スネルや佐々木朗希、カービー・イエーツといった大物選手を獲得するなど話題となった補強を振り返るとともに、「こうした動きが続いたため、フリーマンがワールドシリーズで見せた歴史的な活躍が忘れられがちになっている」などと指摘。
その上で、昨季のフリーマンのハイライトとなるパフォーマンスを回想し、「足首の負傷を抱えながら、フリーマンはワールドシリーズ5試合で4本塁打、12打点を記録。特に第1戦のサヨナラ満塁本塁打はシリーズの流れを決定づけ、ドジャースを優勝に導いた」と絶賛。続けて、「彼は順調に回復しており、ロサンゼルスが連覇を狙うシーズンの開幕に向けて準備を進めている」と現状をレポート。
さらに同メディアは、ドジャースのラインナップについて、「26人のロースター全員がオールスター級」「先発投手陣の5人は全員がサイ・ヤング賞候補」などと称えながら、「その中でフリーマンは重要な存在であり、彼がラインナップに入っている限り、ドジャースはほぼ無敵と言える」と評している。
そして、フリーマンの開幕戦への出場の見込みについても改めて言及。「東京でのカブスとの開幕戦では完全に健康な状態でプレーする予定だ。昨シーズンの締めくくりとは異なり、100%の状態でのプレーが期待されている」などと見通している。
昨季のワールドシリーズ、故障を抱えながらチームを世界一に導いたフリーマンの勝負強いバッティングは今なお鮮明に人々の脳裏に焼き付いている。ドジャース打線の核となる迫力満点のその打棒は新シーズンでも、初戦から目の当たりにできる可能背は高いようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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