【ベルギーリーグ】シント=トロイデン 2-2 クラブ・ブリュッヘ(日本時間2月16日/大王わさびスタイエンスタジアム)【映像】小久保、“神の手発動”超好セーブの瞬間 シント=トロイデンに所属するGK小久保怜央ブライアンが、圧巻のセーブを見せ…

【ベルギーリーグ】シント=トロイデン 2-2 クラブ・ブリュッヘ(日本時間2月16日/大王わさびスタイエンスタジアム)

【映像】小久保、“神の手発動”超好セーブの瞬間

 シント=トロイデンに所属するGK小久保怜央ブライアンが、圧巻のセーブを見せた。スルーパスでディフェンスラインを突破され、1対1のピンチを迎えたが、近距離からのシュートを小久保が右手を伸ばしてストップ。“神の手”が発動してチームの危機を救った。

 小久保がベルギーリーグでスーパーセーブを披露した。37分、クルブ・ブルッヘの攻撃陣がボックス周辺まで押し込むと、ボックス手前でパスを受けたMFハンス・ファナケンがスルーパスを供給する。このパスにFWフェラン・ジュルガが抜け出した。ディフェンスラインの裏を突かれてGKと1対1に。シント=トロイデンにとっては危機一髪な状況だったがこの窮地を救ったのが小久保だった。ドリブルを仕掛けて左へ抜けようとするジュルガに対して、身体を伸ばしながら右手1本でボールを掻き出したのだ。こぼれ球をFWグスタフ・ニルソンがシュートを放つもゴール上に逸れ、小久保が決定機を抑えている。

 小久保のスーパーセーブには実況の原大悟氏も一連のプレーに対して「ナイスキーパー!決定機阻止です。小久保怜央ブライアン!ファナーケンの超絶スルーパスにジュブガが受けて交わそうとしましたが、右手が伸びてきました!」と吠えた。

 また、現地のリプレイでは同シーンをデータ付きで紹介。小久保のセーブを拾ったニルセンのシュートはゴール可能性74%だったと中継で表示された。それでも小久保が圧を掛けたことでゴール上に外していた。

 試合は2-0で前半を折り返したシント=トロイデンだったが、55分と65分に立て続けに失点して2-2でタイムアップ。ただ、スーパーセーブを幾度となく見せた小久保の好プレー連発もあり、2位のクラブ・ブリュッヘ相手に勝ち点1を持ち帰った。

(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)