2月12日、バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング21位)が『FIBAアジアカップ2025予選Window3』へ向…

 2月12日、バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング21位)が『FIBAアジアカップ2025予選Window3』へ向けた直前合宿を公開し、候補メンバーに名を連ねている金近廉(千葉ジェッツ)が練習後の取材に応じた。

 現在21歳の金近は『FIBAワールドカップ2023』、そして『パリ2024オリンピック』といった主要国際大会の候補に名を連ねながら、あと一歩でメンバー入りを逃してきた有望株。昨年11月に行われた同予選Window2では合宿にも招集されなかった。

 ホーバスHCからも調子の波の大きさを指摘されてきたなか、「12月、1月とだんだんいいバスケができるようになって呼んでもらえたので、自分としてもここまでやってきたことが間違っていなかったんだなという感覚もあります」と、手応えを感じながらの今回の代表活動。平均年齢24.8歳とフレッシュな面々が揃い、金近自身も心機一転で合宿に臨んでいるという。

 ホーバスバスケを知る金近は「まずはメンバーに選ばれることが一番」とあくまでチャレンジャーの姿勢。キャプテンに就任した吉井裕鷹(三遠ネオフェニックス)についても「お手本」と敬意を示しつつ、「ライバルでもあるので、練習からばちばちやっていきたい」と意欲を滲ませた。

 また、今回は千葉Jのチームメートである富樫勇樹と渡邊雄太が招集されたなかったが、「今頃いいオフを過ごしてらっしゃると思う」と笑顔。「ずっと中心にいた選手なので、ゆっくり休んでもらって、僕たちがその穴を埋められるように頑張りたい」と主力不在も前向きだ。

 日本代表は今回の合宿を通じて、アウェー2連戦となるアジアカップ予選に参戦するメンバーを選出。20日に中国、23日にモンゴルと対戦する。