2月11日(現地時間10日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでユタ・ジャズと対戦…
2月11日(現地時間10日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでユタ・ジャズと対戦し、132-113と圧勝した。ダラス・マーベリックスからの移籍後初戦で14得点をマークしたルカ・ドンチッチに加え、レブロン・ジェームズが24得点、オースティン・リーブスが22得点、八村塁が21得点と3選手が20得点以上を記録している。
試合前の会見で、指揮官を務めるJJ・レディックは新生レイカーズのスターティングラインナップについて問われ、次のようにコメントした模様。現地メディア『Lakersnation.com』が報じている。
「先発はルカ、AR(リーブス)、ブロン(レブロン)、塁、ジャクソン(・ヘイズ)の5名だ。このラインナップの実績はゼロだけど、これから積み上げていく」
レイカーズは昨年末のトレードでブルックリン・ネッツからドリアン・フィニー・スミスを獲得している。同メディアの記事によると、一部ファンの中では、ディフェンスに定評のあるスミスを先発に起用し、八村をベンチからの起爆剤とした方が良いのではという声が上がっている模様。レディックはこうした意見に耳を傾けた上で、次のように持論を展開した。
「ドー(スミスの愛称)に関していろんな考えがあるけど、誤解を恐れずに言えば、彼のプレースタイルはベンチだろうが先発だろうが変わらない。それに、塁はシーズンを通してただただ素晴らしい活躍を見せている。だから、ドーの先発起用という観点でのラインナップ変更がすぐに必要なものだとは思っていない。誰かが欠場すればドーはスターターとして頼りになるし、ベンチからの活躍も期待している。もちろん、全て慎重に見ていく必要があるとは思っているよ」
八村は直近6試合のうち5試合で20得点以上を挙げ、3ポイント成功率は42.9パーセント(12日終了時点でリーグ11)をマークしている。その得点力と守備への積極性で好調レイカーズを支える八村は現在、指揮官から「先発から外すには惜しい」とさえ思わせているようだ。
レイカーズは13日、敵地でジャズと再戦する。新生レイカーズと八村の躍進に引き続き注目したい。