東洋大が11安打11得点と効率の良い攻撃で11対2と大勝し、立正大との対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。 初回に押し出…

 東洋大が11安打11得点と効率の良い攻撃で11対2と大勝し、立正大との対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 初回に押し出し四球で先制した東洋大は、4回には宝楽健吾外野手(4年・PL
学園)のタイムリー三塁打などで2点を追加。5回には中川圭太内野手(3年・PL学園)の2点タイムリー、そして6回には中川が満塁本塁打を放つなど5点を挙げて、試合の大勢を決めた。

 一方、投手陣も今秋ドラフト候補の飯田晴海投手(4年・常総学院)と甲斐野央投手(3年・東洋大姫路)のリレーで立正大打線を2点に抑えた。

 試合後、高橋昭雄監督は「中川がようやく打ってくれました」と主砲の復調に目を細め、中川も「なかなかチームに貢献できていなかったので、打てて良かったです。監督のご指導のおかげです」とホッとした表情を浮かべた。

 侍ジャパン大学代表では中軸の打者として大活躍したが、今秋のリーグ戦で調子はいまひとつだった。そこで高橋監督の助言により、構えた際のバットのグリップの位置をホームベース上にまで出し、懐の大きなスイングとなるように修正。その結果がすぐさま表れた結果となった。

 試合後は、時折笑顔を見せながらも「目の前の試合に一戦必勝で戦っていかなければなりません」と気を引き締めることも忘れていなかった。春秋連覇へのキーマンとも言うべき主砲の活躍が今後も期待される。

中川のPL学園の1年先輩あたる宝楽も貴重な場面で長打を放って勝利に貢献した。

★立正大vs東洋大2回戦
立正大 000002000=2
東洋大 10022510X=11
【立】●鈴木、福井、釘宮、渡部、新村−小畑
【洋】◯飯田、甲斐野—西川
本塁打:東洋大・中川(6回満塁)

6回途中から好救援した甲斐野央(東洋大)来秋のドラフト候補にも挙がる本格派右腕だ。

文・写真:高木遊