今年のトレードデッドラインが2月7日(現地時間6日、日付は以下同)に過ぎ、ロサンゼルス・レイカーズは2つのトレードによってロ…

 今年のトレードデッドラインが2月7日(現地時間6日、日付は以下同)に過ぎ、ロサンゼルス・レイカーズは2つのトレードによってロスターを変更した。

 3日に成立した3チーム間の超大型トレードでダラス・マーベリックスからルカ・ドンチッチ、マキシ・クリーバー、マーキーフ・モリスを獲得。6日に報じられたトレードではシャーロット・ホーネッツからセンターのマーク・ウィリアムズを補強。

 その代償にアンソニー・デイビスとマックス・クリスティーがマブス、ジェイレン・フッド・シフィーノがユタ・ジャズ、新人ダルトン・コネクトとキャメロン・レディッシュはホーネッツへ動き、複数のドラフト指名権を手放した。

 そうした中、気になるのは新戦力ドンチッチの動向だろう。6日に初めてチーム練習へ参加したドンチッチは、新たなチームメートたちとのシューティングをこなしつつ、出番の少ない選手たちやコーチ陣との5対5にも参加。

 昨年12月26日のクリスマスゲームで左ふくらはぎを負傷したドンチッチは、1カ月以上も実戦から遠ざかっていて、6日の練習はコンタクトなしだった。JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は練習後に「これからの2日間で、彼は試合形式の練習をしていくことになるだろう。そのうえで、我々は土曜日(日本時間の日曜日)に判断するつもりだ。土曜に出場できなくとも、月曜(同火曜日)には出られるといいね」と話していた。

 レイカーズは7日からホーム3連戦がスタート。7日はゴールデンステイト・ウォリアーズ戦、9日にインディアナ・ペイサーズ戦、11日にジャズ戦が組まれているのだが、現状ではジャズ戦で“レイカーズデビュー”を飾ることが濃厚なようだ。

 NBAキャリア7年目のドンチッチは、レギュラーシーズン通算422試合でキャリア平均28.6得点8.7リバウンド8.3アシスト1.2スティールをマークするリーグ屈指のオールラウンダー。

 レイカーズではキャリア22年目の40歳ながら、一線級で活躍を続けるレブロン・ジェームズがおり、キャリア平均で27.0得点7.5リバウンド7.4アシスト1.5スティールを残している。

 そんな両選手を『ESPN』は“ブロンチッチ”と評し、キャリア平均27.0得点7.0リバウンド7.0アシスト以上を誇るNBA史上わずか2人の選手と報道。レイカーズで誕生した新たなスーパーデュオのデビュー戦、そしてドンチッチとプレーする八村塁やオースティン・リーブスらのパフォーマンスにも注目していきたい。


【動画】ドンチッチがこれまでに魅せてきた“ルカ・マジック”はこちら!