セリエA第14節延期分、フィオレンティーナvsインテルが6日に行われ、3-0でフィオレンティーナが快勝した。 ボーヴェの緊急搬送によって中断し、0-0、16分から再開となった一戦。 4日前のジェノア戦を2-1で逃げ切り勝利とし、連勝とした6…
セリエA第14節延期分、フィオレンティーナvsインテルが6日に行われ、3-0でフィオレンティーナが快勝した。
ボーヴェの緊急搬送によって中断し、0-0、16分から再開となった一戦。
4日前のジェノア戦を2-1で逃げ切り勝利とし、連勝とした6位フィオレンティーナ(勝ち点39)は、グズムンドソンとフォロルンショに代えてパリージとコムッツォを起用した。
一方、ミランとのダービーを引き分けに持ち込んだ2位インテル(勝ち点51)は、ダービーのスタメンから3選手を変更。バレッラ、ディマルコ、パヴァールに代えてフラッテージ、カルロス・アウグスト、ビセックを起用した。
インテルが押し込む展開とした中、20分にラウタロのミドルで牽制すると、30分に先制しかける。CKの流れからバストーニの放ったシュートをゴール前のカルロス・アウグストがボレーでコースを変えてネットを揺らしたが、VARの末オフサイドを取られノーゴールに。
すると34分にフィオレンティーナに決定機。パリージの左クロスにケアンがゴール至近距離からヘディングシュート。しかしGKゾマーのファインセーブに阻まれた。さらに39分にもボックス右に侵入したドゥドゥが決定的なシュートを放ったが、わずかに枠を外れてしまう。
ゴールレスで迎えた後半、インテルが引き続き押し込む入りとしたが、60分にフィオレンティーナが先制する。左CKからラニエリがボレーを蹴り込んだ。
さらに68分、一気にリードを広げる。リチャードソンのボール奪取からショートカウンターに転じると、右サイドのドゥドゥのクロスをケアンがヘディングシュートでネットを揺らした。
2点を追う展開となったインテルは3枚替え。バレッラ、ディマルコ、アルナウトビッチを投入した。それでもゴールに迫れないインテルは83分、タレミも投入してストライカーを4枚並べる。
しかし89分、フィオレンティーナが勝負を決める3点目。ディマルコのバックパスがずれたところをケアンが狙い、飛び出したGKゾマーを外すシュートを流し込んだ。
後半の3発でインテルに快勝としたフィオレンティーナが3連勝とし、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位に浮上している。
一方、敗れたインテルは19試合ぶりの敗戦で首位ナポリとの3ポイント差を詰めることができなかった。
フィオレンティーナ 3-0 インテル
【フィオレンティーナ】
ルカ・ラニエリ(後15)
モイゼ・ケアン(後23)
モイゼ・ケアン(後44)