日本時間2月6日(現地時間2月5日)、NBAの2024-25シーズン公式戦が各地で開催され、ディアロン・フォックスの移籍後初…
日本時間2月6日(現地時間2月5日)、NBAの2024-25シーズン公式戦が各地で開催され、ディアロン・フォックスの移籍後初戦となったサンアントニオ・スパーズはアウェーでアトランタ・ホークスと対戦した。
3チームが絡むトレードでサクラメント・キングスからスパーズに移籍したフォックスは、先発ポイントガードとして早速デビューを果たしたが、試合は思わぬ展開となった。
フォックスは前半だけで18得点6アシストを記録しチームをけん引すると、今シーズン前半終了時でチーム最多得点となる72得点(ホークス54得点)を挙げ、スパーズの快勝を予感させる展開となった。
しかし、第3クォーターにホークスのトレイ・ヤングとオニエカ・オコングが奮起。チームで43得点を奪い一気に点差を縮めると、最終第4クォーター残り48秒にヤングがフリースローを2本沈め、ついに試合は123-123の同点となった。その後ビクター・ウェンバンヤマとヤングがそれぞれ得点を奪い合うと、残り2.4秒にウェンバンヤマが値千金のフリースローを獲得。1本目を成功させると2本目を意図的に失敗させ、最終スコア126-125で試合を決着させた。
この試合、フォックスは24得点とシーズンハイに並ぶ13アシストを記録。デビュー戦でチームにフィットすることを証明した。またウェンバンヤマは24得点12リバウンド、デビン・バッセルが20得点を挙げ、勝利に貢献した。
一方のホークスはヤングが32得点12アシスト、オコングがキャリアハイとなる30得点12リバウンド、ディアンドレ・ハンターが22得点10リバウンドとそれぞれダブルダブルの活躍を見せ、後半に猛追したが一歩及ばず。戦績を23勝28敗とした。
激戦を制し22勝26敗となったスパーズは次戦アウェーでシャーロット・ホーネッツと、ホークスはホームでミルウォーキー・バックスと対戦する。
■試合結果
スパーズ 126-125 ホークス
SAS|35|37|31|23|=126
ATL|25|29|43|28|=125