第73回別府大分毎日マラソン大会が2日開かれ、国内外から約4500人が参加した。大分市の高崎山・うみたまご前をスタート…

 第73回別府大分毎日マラソン大会が2日開かれ、国内外から約4500人が参加した。大分市の高崎山・うみたまご前をスタートした選手たちは、沿道からの多くの熱い声援を受けながら、別府・大分市内を駆け抜けた。

 曇天の空模様でスタート時の気温は9度。男子のレースは、大分東明高校出身の大塚祥平選手(30)=九電工=が、トップ集団に加わるレースを展開した。35キロ過ぎにペースを上げて優勝したビンセント・キプチュンバ選手(34)=ケニア=と、日本人選手トップの若林宏樹選手(22)=青山学院大=に徐々に離されたものの、自己最高記録を19秒更新する2時間6分38秒で3位でフィニッシュした。

 大分県勢トップでゴールしたのは、2時間21分15秒で32位だった中村雄人選手(32)=玖珠郡陸協=だった。また、女子では内田典子選手(52)=大分陸協=が2時間50分18秒で6位に入った。(大村久)