さわかみ関西独立リーグの野球チーム「和歌山ウェイブス」の新入団選手発表が1月31日、和歌山県白浜町のホテルであった。2年ぶりの優勝を目指すチームに12人の新戦力が加入し、2月1日に春季キャンプインした。 チームは12人の新入団選手が加わり…

 さわかみ関西独立リーグの野球チーム「和歌山ウェイブス」の新入団選手発表が1月31日、和歌山県白浜町のホテルであった。2年ぶりの優勝を目指すチームに12人の新戦力が加入し、2月1日に春季キャンプインした。

 チームは12人の新入団選手が加わり、県内出身の4人を含む23人で今季を戦う。この日は元プロ野球阪神タイガース投手の西村憲監督が「V奪還とNPB(日本野球機構)への選手輩出を目指してがんばります」とあいさつ。県内出身の2人を含む新入団選手全員が壇上にあがり、それぞれ抱負を語った。

 新入団の内野手、榎本龍人さん(24)は県立南部高校龍神分校の出身。高校卒業後は硬式野球からは遠ざかっていたが、昨年度は京都府内の中学で社会科の講師を、今年度は南部高校食と農園科の講師を務める中で野球への思いが再燃し、リーグの合同トライアウトに挑戦した。「守備には自信がある。まずはレギュラーになり、NPBも目指したい」と話していた。(勝部真一)