◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 3日目(1日)◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇6972yd(パー72)5アンダー38位から出た松山英樹は4バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「71」で回り、通算6アンダー37位で3日目を終…

ドライバーは良くなりつつあるが…「71」と伸ばしあぐねた

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 3日目(1日)◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇6972yd(パー72)

5アンダー38位から出た松山英樹は4バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「71」で回り、通算6アンダー37位で3日目を終えた。ムービングデーに追い上げはならず、首位との差は10打に開いて最終日を迎える。

午前8時12分の第1組でティオフし、出だしの1番から2連続バーディを奪取。1番は156ydからの2打目を、2番(パー5)はグリーン手前から3打目のチップショットをピンに絡めた。

2番はもう少しでチップインイーグルだった

上位に迫る勢いの滑り出しから流れが変わったのは1Wショットを右バンカーに入れた3番から。2打目をグリーン奥に外し、3打目はラフに少し沈んだ、つま先下がりのライ。高く上げたボールはグリーン反対側のラフにこぼれ、4打目はチップインのパーで踏みとどまったが、ピンチは続いた。

4番は5Wで打ったティショットがフェアウェイバンカーにつかまり、2打目はグリーン奥のバンカーへ。ボールは砂に埋まり、左足下がりという難しい状況の3打目は、再び左側のガードバンカーに入り4オン2パットのダブルボギー。フェアウェイからグリーンを外した8番もボギーでスコアを落とした。

4番は奥のバンカーに入れた2打目が目玉に

2日目は50%だったフェアウェイキープ率は42.86 %(6/14)とさらに落としたものの、徐々に風が吹き始めた後半に盛り返す。11番で約3mのチャンスを決めると、14番(パー5)でもバーディを奪う。風の強まった17番(パー3)では1打目を大きくショートさせながらも、バンカーから約30ydをピンそばに付けてパーセーブ。後半の半ばあたりから強い雨も降り始める状況で、スコアを落とすことなくホールアウトした。

7番はピン筋に打つもののバーディならず

開幕戦「ザ・セントリー」を制してから年間ポイントランキング1位の座を守り続けているだけに、ひとつでも上の順位で4日間を終えたいところ。耐え抜いた後半のプレーを、最終日のチャージへの布石としたい。(カリフォルニア州ペブルビーチ/石井操)