チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が物議を醸すゴールキーパー起用に触れた。イギリス『BBC』が伝えた。 チェルシー1年目…

チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が物議を醸すゴールキーパー起用に触れた。イギリス『BBC』が伝えた。

チェルシー1年目の今シーズンは、スペイン代表GKロベルト・サンチェスにゴールマウスを託してきたマレスカ監督。しかし、度々不安定さを見せており、25日に行われたプレミアリーグ第23節のマンチェスター・シティ戦では、中途半端な飛び出しから逆転ゴールを許していた。

試合後は「我々はロベルトを信頼している」「信頼し続けるが、次の試合まで1週間ある。反応を見てから次の試合のことを決める」と述べていたマレスカ監督。2月3日に行われる第24節のウェストハム戦を前にした記者会見で、控えを務めるU-21デンマーク代表GKフィリップ・ヨルゲンセンの起用も考えていることを示唆した。

「(GKの選択は)まだだ。決めるまであと2、3日ある」

「良い点は、私がどんな決断をしても気分が良いことだ。我々が仕事を始めてから、フィリップはプレーするたびに良くやってきた」

「フィリップかロベルトかはこれからわかることだが、どんな決断をしても大丈夫だろう」

また、ヨルゲンセンには「6月か7月に話した時、一番手はロベルトだとはっきり伝えた」とのこと。それでも状況次第で選択は変わると主張した。

「もちろん、一番手がロベルトだとしても、2人の優秀なGKがいるなら別の決断をすることも可能だ。毎試合ミスを犯してもロベルトが常にプレーするというわけではない。ファーストチョイスはロベルトで、あとは月曜日にどうなるか見てみよう」

昨夏ビジャレアルから加入したヨルゲンセンは、ここまでカップ戦メインでプレー。ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)やFAカップ、EFLカップ(カラバオカップ)で計11試合、リーグ戦では2試合で先発している。