2025年シーズンが開幕した世界ラリー選手権(WRC)で、激走するラリーカーを捉えたドローン映像が、視聴者と放送席を驚かせている。【映像】トンネルにドローン“潜入”ド迫力の瞬間 いまや世界中の様々な場所で使用されている無人航空機、ドローン…

 2025年シーズンが開幕した世界ラリー選手権(WRC)で、激走するラリーカーを捉えたドローン映像が、視聴者と放送席を驚かせている。

【映像】トンネルにドローン“潜入”ド迫力の瞬間

 いまや世界中の様々な場所で使用されている無人航空機、ドローン。WRCでも数年前から導入さ、ラリーカーの超至近距離を飛行しながら撮影し、迫力のある映像を視聴者に提供してきた。2025年最初の開催地となる今回のラリー・モンテカルロでもドローンが使用されており、空中できりもみ飛行しながらの映像など、そのダイナミックさに磨きがかかっていた。

 競技最終日・デイ4(日本時間1月26日)のSS18「ラ・ボレーヌ・ベジビュー」は、スタートするなり崖横の険しい山岳路が続く。そこを疾走するオリバー・ソルベルグ(GRヤリス)のマシンをドローンが大胆な構図で捉え続けると、実況も思わず「今年すごいですね、ドローンが!」と声を漏らした。そして次の瞬間、ソルベルグのマシンがトンネルへ突入すると、なんとドローンがそれを追いかけるようにトンネルに突入し、通過した。まるで映画やゲームのような迫力の追走映像に、実況も「うそ! うそ! 入っちゃうんだトンネル!」と思わず絶叫。

 解説者でコ・ドライバーの小坂典崇氏によれば「モンテカルロのこの場所は、以前はヘリによる空撮が有名でしたが、ここまでラリーカーに近い映像はなかったですよね」とのこと。視聴者コメントでも「ドローン、入るのかw」「映画じゃんw」「素晴らしい」「ドローン操縦職人」「などと驚愕の声が並んでいた。

(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)