第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する至学館の選手らが13日、愛知県公館で大村秀章知事を表敬訪問し、甲子園での活躍を誓った。 同校は8年ぶり2回目の出場となる。県公館を訪れたのは、船橋幸多主…

 第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する至学館の選手らが13日、愛知県公館で大村秀章知事を表敬訪問し、甲子園での活躍を誓った。

 同校は8年ぶり2回目の出場となる。県公館を訪れたのは、船橋幸多主将(2年)と鈴木健介監督、島村雄太部長、谷岡郁子理事長、奥川渉校長。谷岡理事長は「(春夏あわせて)3度目の甲子園になるが、まだ1勝もしていない。今度こそは勝って泣きながら校歌を歌いたい」とあいさつ。船橋主将は「代表としての誇りを持って至学館の野球を最後まで貫き通し、校歌を甲子園の舞台でも響かせることができるよう精いっぱい頑張ります」と決意を語った。

 大村知事は「船橋主将を中心にチームワークを存分に発揮してまずは甲子園で初の1勝を。そして階段を上るように1勝1勝を積み上げて、至学館旋風を巻き起こしてほしい」と激励した。

 その後、船橋主将らは名古屋市役所や朝日新聞名古屋本社も訪問。船橋主将は「1、2年生で力を合わせて戦ってきたチーム。一丸となって、堅い守りと機動力を生かしたつなぐ野球で優勝をめざしたい」と闘志を燃やしていた。

 大会は3月7日に組み合わせ抽選会があり、18日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。(山田知英)